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【群馬】

美しい日本語、旋律楽しんで 沼田市名誉市民 生方たつゑ作詞の校歌紹介

生方たつゑ作詞の校歌に関する展示=沼田市の生方記念文庫で

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 戦後の代表的な女性歌人で沼田市名誉市民の生方たつゑ(一九〇四〜二〇〇〇年)が作詞した校歌を紹介する展示会が同市上之町の生方記念文庫で開かれている。六月二十六日まで。

 たつゑが校歌を作詞した学校は八校で県内が七校。最も時期が早いのは一九四二年の県立沼田高等女学校(現沼田女子高校)。「赤城嶺(ね)は高くさやけし 学舎(まなびや)に 朝夕仰ぐ」などと地元の景色を織り込んでいる。

 戦後間もない四八年に作った市立沼田中学校の校歌は「少年の 夢こそもえよ 新しき 国をおこさん」と希望をうたった。

 ほかに、沼田准看護婦学校(八二年、現沼田准看護学校)、館林市立第二中学校(六七年)に詞を提供。水上町(現みなかみ町)立中部中学校と高崎市立長野中学校の校歌も作詞したが両校は廃校となった。

 曲は、八校のうち六校で「海ゆかば」で知られる作曲家信時潔(のぶとききよし)(一八八七〜一九六五年)がつけている。

 会場には、各校歌の歌詞や楽譜のパネルなど六十一点を集めた。たつゑ直筆の秋田市立高清水中学校(廃校)校歌の詞、信時からたつゑへの封書などを展示。現役の生徒らに頼んで歌ってもらった、たつゑ作詞の校歌を録音で聴くことができる。

 同文庫は「校歌に込められた美しい日本語と、色あせない旋律を楽しんでほしい」とPRしている。

 観覧料金は大人三百二十円、小中学生百六十円。水曜は休み。問い合わせは同文庫=電0278(22)3110=へ。 (渡辺隆治)

 

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