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【群馬】

<志尾睦子のそふとフォーカス> (17)極めたい「見るあほう」

2015年11月、初めてのナゴヤドームで初めてのソフトボール観戦

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 「踊るあほうに見るあほう、同じあほうなら踊らにゃ損そん」とは誰が言い始めたのか知らないが、私は断然見るあほう派だ。損をしている部類に入るようなのだけれど、自分ではその方が楽しく気持ちが楽なのだから良いのだと思う。

 踊る、はもちろん比喩ではあるが運動であれ何であれ、何かを表立ってやる恥ずかしさだったり、うまくできないことに対する自信のなさが楽しさや経験値の重要さを越えてしまうのだから仕方ない。だから見る。見るからには損をしない見方を極めたいとも思う。

 さて。今最も見方を極めたいと思っているのが女子ソフトボール観戦である。観戦歴はようやく四シーズン目に入った。ビックカメラ高崎、太陽誘電と、女子ソフトボール部の全国的活躍は知っていたし、宇津木妙子さん、宇津木麗華さんというビックネームの存在も、上野由岐子さんをはじめとする選手たちの活躍も知ってはいたけれど、その当時はまだちゃんと球場へ出かけて見たことがなかった。

優勝後のインタビューにまた大興奮。球場の大画面で見ることができてまた感激

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 二〇一五年の秋に私は、日本ソフトボール界のレジェンド宇津木妙子さんとお仕事をご一緒する機会を得た。ソフトボールの普及に心血を注いでおられる妙子さんの情熱とお人柄にいたく感銘を受けた私は、もうこれは試合を生で見なければ、と観戦へ赴いた。

 初観戦がその年のリーグ最終戦だったのが今にして思えば幸運だった。観戦デビューがビックカメラ高崎が優勝を決めた試合だったのである。実は、ソフトボールが七回で終わりということすら知らず、一つ一つが驚きの連続。加えて本当にいい試合で、改めてスポーツ観戦の醍醐味(だいごみ)を味わった私はすっかりソフトボールファンになった。まずは高崎の二チームに詳しくなることを課題として取り組んでいる。

 試合会場に実際に足を運べるのは年に一、二回だけれど、テレビやラジオやインターネットを駆使してできる限りのことはしたいものだ。自分でプレーすることは一生ないだろうけれど、「見るあほう」ぶりに磨きをかけたい、と意気込む今日この頃である。 (シネマテークたかさき総支配人)

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 第1、第3、第5日曜日に掲載します。

 

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