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【群馬】

欠員2…1人届け出 高山村議補選「立候補者ゼロ」危惧

ポスターが1枚も貼られていない村議補選のポスター掲示板=高山村で(22日午後2時半ごろ撮影)

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 高山村議補選(被選挙数二)は二十二日告示され、無所属新人の山口英司さん(62)以外に届け出はなく、無投票当選が決まった。欠員は埋まらないが公職選挙法の規定で再選挙は行われない。村では告示日まで出馬の動きが明確でなく、立候補者ゼロで同法により告示日から五十日以内の再選挙の可能性も浮上していただけに関係者はひとまずほっとしている。 (竹島勇、渡辺隆治)

 同村議会の定数は一〇。同法では定数の六分の一を超える欠員が生じた場合に補選を行うことになっている。村議会では三月の村長選に一人が立候補、その後に別の一人が死亡したため欠員二となり六分の一を上回ったため補選となった。山口さんの当選で欠員一となり六分の一を下回るため再選挙は行われない。

 村選挙管理委員会によると、今月八日の立候補予定者説明会に一人が出席。しかし、十五日の立候補予定者向けに提出書類を確認する事前審査には誰も出席せず関係者は気をもんだ。結局一人が選挙に臨んだが二十二日午後二時半ごろ村内の選挙ポスター掲示板には四人分のスペースがあったが掲示はなかった。

 県選管によると、一九四八年に伊香保町議補選で立候補者がなく、その後、町議会が総辞職して選挙戦となった記録がある。

 地方議会のなり手不足は近年、全国的な課題となっている。同村によると役職のない一般議員の月額報酬は十六万一千円で期末手当などを合わせた年収は二百七十八万二千八十円。任期は来年四月三十日まで。

 同村議会の有馬嘉太郎議長は取材に「立候補する人がいて再選挙にならなかったことは良かった。ほっとしました」と率直に感想を述べた。議員のほかに農業を営み、吾妻森林組合副組合長を務める有馬議長は「村でもサラリーマンが増えて仕事の面で選挙に出にくい面があるかもしれない。任期があと一年ということも影響したかもしれません」と話した。

◇高山村議補選 当選者(被選挙数2)

山口英司 62 無新

 

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