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【群馬】

雨宮抱星さん死去 「ぐんま俳壇」選者を約30年

雨宮抱星さん

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 元県俳句作家協会会長の俳人で、本紙群馬版「ぐんま俳壇」選者を創設時から今年一月まで約三十年務めた雨宮抱星(あめみや・ほうせい=本名肇=はじめ)さんが二十九日午前三時三十六分、肺炎のため安中市の松井田病院で死去した。九十歳。富岡市出身。通夜式は三十一日午後六時から、葬場祭・告別式は六月一日午後一時から安中市松井田町八城三九六の一、セレモニーやまなみホールで。喪主は三男雅(ただし)さん。

 雨宮さんは一九二八年妙義町(現富岡市)生まれ。一九六七年に俳誌「草林」を創刊、主宰。九六年に県文化奨励賞を受賞した。著書に句集「妙義路」、「妙義春秋」「一白(いっぱく)」などがある。ふるさと妙義の自然を多く詠んだ。

 「ぐんま俳壇」が創設された八八年六月から選者を務めた。体調不良のため今年一月二十七日付分から休載し、四月七日付から選者を「草林」同人の武藤あい子さん(88)にバトンタッチした。雨宮さんは、武藤さんを選者に「ぐんま俳壇」再開を伝える記事に「突然の病でご迷惑をおかけしました。おかげさまで回復しつつあり、また皆さまの作品に接するのを楽しみにしています」とのメッセージを寄せていた。

 武藤さんは取材に「雨宮先生には私が二十二歳の時から俳句を教えていただき、よく『物事を見る目を養うように』と指導されました」と振り返った。武藤さんは雨宮さんの死を悼み「一瞬の煌(きら)めき残し夏の星」との弔句を捧(ささ)げた。

 

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