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【群馬】

クアン・ベトナム国家主席来県 精密部品工場など視察

ベトナム人の社員やその家族から歓迎を受けるクアン国家主席(前列左)=榛東村で

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 国賓として二十九日に来日したベトナムのチャン・ダイ・クアン国家主席が同日、地方視察で来県し、県庁に大沢正明知事を訪問。ベトナム人社員を積極的に採用する榛東村の精密部品メーカー工場も視察し、経営者やベトナム人社員らと交流を深めた。

 県では二〇一六、一七年に大沢知事がベトナムを訪問し、経済交流と人材の育成と活用に関する覚書をそれぞれ結び、交流を深めている。県によると県内在住のベトナム人は昨年十二月現在で七千十七人。このほか大学など高等教育機関に百九十五人が留学する。

 県庁でクアン国家主席を迎えた大沢知事は「ベトナムは身近で親しみのある国になっている。さらに友好関係が深まることを期待している」と歓迎のあいさつ。その後、航空機・自動車等精密部品メーカー「小金井精機製作所」(本社・埼玉県入間市)の榛東村の工場を訪問した。同社は技術者二百四十人のうち、一割を超える三十四人がベトナム人で、一行はベトナム人社員やその家族から歓迎を受け、同社の鴨下礼二郎会長らの案内で工場内や製品を見学した。クアン国家主席は「ベトナム人技術者が日本人の同僚と団結して働き、生き生きと生活していることは両国関係の発展にも貢献できる。今後、地域や世界の発展と安全のためのモデルとしたい」と語った。

 視察後、大沢知事は記者団に「日本や県の人口が減少する中で人材の確保は大きな課題。両国の将来の活力ある産業のため、連携してしっかりした人材を確保したい」と話した。 (石井宏昌)

 

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