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【群馬】

丹精込めた花 有終の造形美 太田市民さつき祭、今年限りで幕

「きれいね」とサツキに見入る来場者=太田市で

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 太田市の大光院でこの時季の風物詩として親しまれてきた「太田市民さつき祭」(同祭実行委員会主催、六月三日まで開催中)が出品者(数)の減少などから四十五回目の今年限りで幕を閉じることになった。 (粕川康弘)

 実行委事務局によると、サツキを出品する日本さつき協会の太田中央支部長で、実行委副会長を務める小沢清一さん(86)が今月十日の実行委総会で今後の継続は困難で今年限りの開催となるとの報告をした。総会で異論は出なかったという。事務局の担当者は「これまで続けてきた市民さつき祭は今年が最後となります」と話した。

 小沢さんは取材に「協会員の高齢化が進む一方で若手が増えず、出品する人も出品されるサツキの数も減っている」と継続できない理由を説明した。

 市民さつき祭は一九七四年に始まった。「銘木」「銘花」「盆栽」など九つの出品種目がある。今回は九十二鉢のサツキが出品されている。昨年は百三十鉢の出品があった。

 小沢さんは「出品数は全盛期の三分の一ほどになってしまいました」としながらも「出品者が丹精込めた花々は今年も見事に咲きました。大勢の人に見てほしい」と来場を呼びかけている。観覧無料。一部夜間照明があり夕方以降も観覧できる。

 会場で、同市成塚町から来た母と娘の二人連れは「自然が織りなす造形美は見事ですね」と感激していた。

 

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