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【群馬】

ひもとく碓氷峠の鉄道史 安中 OB3人が自費出版

茂木市長に説明をする(左から)猿谷さん、茂木さん=安中市で

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 東日本鉄道OB会横川支部の三人が、横川−軽井沢駅の碓氷線アプト式鉄道の歴史を分かりやすく伝えようと、碓氷峠に鉄路を建設するに至る経過からアプト式の概要、技術、運行、保守などの様子を記した「ひもとくアプト式鉄道のはなし」を自費出版した。

 同書をまとめたのは、安中市横川の茂木誠一さん(87)、同市五料の猿谷應司(ふさじ)さん(80)、同市横川の関行雄さん(80)の三人。茂木さんはアプト式ラックレールの保線に携わり、猿谷さんは機関助士としてともにアプト式のED42形電気機関車の運行に関わった経験を持つ。運転士の関さんも地元の鉄道史を良く知る一人。

 三人は「碓氷峠の交通の厳しさの歴史(の記録)は数多いが、鉄道の歴史をひもとくのもOBの仕事ではないか」と、二〇一四年から資料集めを開始。資料の整理とともに記載項目を設定し、編集を進め、B5判六十四ページの同書を完成させた。

 茂木さんと猿谷さんは市役所で茂木英子市長に刊行を報告し、市に十冊寄贈した。

 二人は「見た人がなるほどな、と思ってもらえれば。碓氷線のPRにも役立てば」と話した。 (樋口聡)

 

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