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【群馬】

高校入学から大学卒業まで教育費平均983万円 政策金融公庫支店が調査

 高校から大学まで子ども一人に掛かる教育費は平均九百八十三万円−。日本政策金融公庫前橋・高崎支店が県内の保護者を対象に行った二〇一七年度の教育費負担実態調査で、こんな結果が分かった。さらに自宅外から大学に通学する場合、仕送りは四年間で平均約三百六十四万円になり、アパート敷金など自宅外通学を始めるための費用を含めると平均で計千三百七十八万円に上ることも明らかになった。 (石井宏昌)

 調査は昨年九〜十月に高校生以上の子どもを持つ保護者を対象にインターネットでアンケートを行い、百人の有効回答をまとめた。

 それによると、子ども一人当たりの入学費用(受験費用、学校納付金、入学しなかった学校への納付金)は高校が四十二万円、高専・専修・各種学校は九十二万円、大学は九十三万円だった。大学を細かく見ると、私立は理系が九十万円、文系が百二万円。国公立は七十八万円だった。

 年間の在学費用は高校が七十四万円、高専・専修・各種学校が百四万円、大学が百五十七万円。大学は私立の理系百九十五万円、文系百五十五万円。国公立は百二十一万円となった。

 入学費用と在学費用を合わせると、高校三年間で二百六十四万円、さらに大学に進学すると、卒業までに七百十九万円かかり、高校から大学卒業まで平均九百八十三万円が必要になる。前年度比五十五万円増で、保護者の負担が増えている状況が分かった。大学が私立の場合は理系で千百三十四万円、文系で九百八十五万円に。国公立では八百二十八万円になった。

 自宅外から通学する場合は年平均九十一万円を仕送りしており、アパート敷金や家財道具の購入費など自宅外通学を始めるための費用も平均三十一万円かかる。年平均仕送り額が前年度より四十二万円減る中、教育費の捻出方法について「教育費以外の支出削減」「預貯金や保険の取り崩し」が上位を占め、保護者の苦しい台所事情も明らかになった。「奨学金を受けている」「子どもがアルバイト」という回答もそれぞれ二割ほどを占めた。

 

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