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【群馬】

繭の「荷受け」富岡でスタート 「晴れて、いい繭とれた」

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 世界文化遺産の富岡製糸場がある富岡市内で14日、養蚕農家などが作った繭の「荷受け」が始まった=写真。

 同市中高瀬の甘楽富岡農協高瀬集荷場には農家などが丹精を込めた春蚕(はるご)繭が運び込まれた。富岡シルクブランド協議会の関係者らが繭を「選繭(せんけん)台」に載せて傷んだり、汚れたりしている物を取り除き、計量した。春蚕繭の荷受けは18日までで、初日のこの日は約460キロが出荷された。

 県のオリジナル蚕品種「ぐんま細(ほそ)」を出荷した高橋直矢さん(27)は「雨が少なく、晴れて温度が高い日が多かったので蚕の活動も活発で、予想よりいい繭がたくさんとれた」と声を弾ませた。昨年に続き、年5回の養蚕に挑戦するという。

 市内の養蚕農家は計12戸でほかに企業・団体などが養蚕事業に参入。年間繭生産量は2014年度は約4.2トンに落ち込んだが、企業・団体などからの出荷も見込み、今年は8トンが目標という。4月の市長就任後、初めて視察した榎本義法市長は「養蚕文化を残していくために後継者の養成が課題になる」と述べた。(大沢令)

 

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