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【群馬】

受動喫煙 子どもの影響は 今秋、太田の小中生を調査

 家庭内での受動喫煙について意識を高めてもらおうと、太田市は今秋、市立の小中学校の一学年ずつを対象に検査を実施する。受動喫煙の影響を数値で示し、保護者の禁煙啓発につなげる。市によると、県内では珍しい取り組みという。

 検査では、たばこの煙に含まれるニコチンが分解してできる尿中の物質「コチニン」の濃度を測定。非喫煙者でも煙を吸うとこの濃度が上がるため、受動喫煙の影響を示す指標として使われている。学校が専用キットを配布、回収し、専門機関が分析する。結果は二カ月ほどで判明するという。検査費用は一人八千〜九千円で、市が全額を負担。九月定例会に関連予算案を提案する。

 対象は希望する保護者の子どもに限定し、結果も保護者だけに通知。一定の数値を超えた場合は小児科への受診を勧める。

 市は禁煙の希望者を対象に保健師による面談や医療機関を紹介する事業を行ってきたが、二〇一六年度の参加者は八人で禁煙に成功したのは二人だけだった。今回の調査について、市の担当者は「受動喫煙について客観的な数値を示し、気付いてもらうきっかけにしたい」と話している。

 同様の調査は埼玉県熊谷市、神奈川県海老名市も実施しているという。 (原田晋也)

 

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