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【群馬】

永井酒造が2000本以上を自主回収 6商品でラベル誤表示

 清酒「谷川岳」などで知られる県内大手の老舗酒造会社、永井酒造(川場村)が関東信越国税局(さいたま市)による酒類業組合法に基づく立ち入り検査の結果、六商品の計約二千本以上にラベルの誤表示があったとして行政指導を受け、自主回収していることが二十六日、分かった。新鮮な風味が残る「生貯蔵」ではないのに、生貯蔵などと表示していた。同社は「誤表示はミスで、多大なるご迷惑を掛け、深くおわびします。品質には問題ない」と説明している。

 同社によると、生貯蔵と表示したのは「谷川岳 純米大吟醸 水伝」(千八百ミリリットル)で、製造期間は二〇一七年六〜十一月。「谷川岳 とこしべ」(七百二十ミリリットル)はコメの産地を適切に表示せず、一五年十月〜一八年三月に製造した。

 この他、コメの使用割合の表示がなかったり、使用していない醸造用アルコールの記載をしたりするなどのミスもあった。

 誤表示があった二千本以上の六商品は一般の酒販店には置かれず、県内の旅館や土産店などで販売された。立ち入り検査は昨年末にあり、その後に行政指導を受け、今月から本格的に自主回収を始めた。

 同社は一八八六(明治十九)年の創業。近年は輸出もして、売上高は六億円以上とみられる。関東信越国税局の酒類鑑評会やフランスの日本酒品評会などで受賞経験もある。三代目経営者の故永井鶴二さんは川場村長や県議を務め、名誉村民となった。

 問い合わせは同社=電0278(52)2311=へ。対象商品は同社が送料を負担し、問題のない商品と交換する。(菅原洋)

 

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