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【群馬】

桐生の職員不祥事受け、市が再発防止へ行動指針 懲戒処分厳罰化を検討

11日、幹部職員に厳しい表情で再発防止を呼び掛ける亀山市長=桐生市で

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 職員の不祥事が相次いでいる事態を受け、桐生市は再発防止策をまとめた「職員の不祥事防止に向けた行動指針」を発表し、全職員向けに掲示した。今後、懲戒処分の厳罰化も検討する。 (原田晋也)

 市によると、過去十年間に逮捕された職員は八人で、七人が二〇一四年以降に集中。今年は三人が逮捕されている。内訳は男性七人、女性一人で、年齢層は二十〜六十代と幅広く、職位も一般職から課長補佐職までとばらばらだった。内容はわいせつ行為、飲酒運転、交通死亡事故などで、いずれも規範意識の欠如が共通の要因として考えられるという。

 指針では、不祥事が被害者の心身に大きな影響を与え、行政への信頼を損ない、職員自身も刑事上や社会的な制裁を受けるなどして「生活や今後の人生設計は崩壊する」とあらためて指摘。休日に発生が多いため毎週末に注意喚起を行い、あいさつや身だしなみチェックなどを励行するとした。職員の不祥事が起こった場合は概要を全庁に掲示する。他の自治体の職員の不祥事でも掲示する場合があるという。

 市は今後、外部講師を起用した全職員対象の研修会を開くほか、弁護士など外部有識者を交えた再発防止策を考える。また、停職と減給の期間の延長や、減給額の増額も検討する。現行では最長で六カ月、最高で月額十分の一だが、人事院の中央省庁職員向け指針ではそれぞれ最長で一年、最高で月額五分の一という。

 相次ぐ不祥事に亀山豊文市長は今月十一日、幹部職員を集めて再発防止を促す異例の訓示をした。この中で「市民に顔向けができず、大変恥ずかしい限りでおわびの言葉もない」「一連の不祥事をすべての職員が自分のことととらえ、二度と起こさないよう取り組んでほしい」などと強調した。

 

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