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【群馬】

枕木不良でレール間拡大 わ鉄の軌道検測車脱線 運輸安全委が調査報告書

わたらせ渓谷鉄道で脱線した軌道検測車=昨年5月23日、桐生市で(運輸安全委員会提供)

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 群馬、栃木両県を結ぶわたらせ渓谷鉄道で昨年五月、軌道検測車が脱線した事故で、運輸安全委員会は二十八日、枕木の状態が悪く、レールとの固定が緩んだため、二本のレールの間隔(軌間)が広がり、車輪が内側に落ちたのが原因とする調査報告書を公表した。

 検測車は直前に軌間を測っており、軌間の広がりが同社の整備基準値四センチを超える約五センチになっていた。報告書は「枕木の不良による軌間拡大の危険性を把握できていなかった」と指摘した。

 この事故を含め、軌間拡大が原因の脱線が二〇一六年十月〜昨年五月、地方の鉄道で四件あった。安全委は国土交通相に対し、再発防止のための保守管理基準を鉄道各社に周知し、コンクリート製枕木への交換を指導するよう求めた。

 報告書によると、脱線は昨年五月二十二日午後三時ごろ、群馬県の花輪−水沼間で起きた。検査を終え桐生駅に戻る途中の三両編成の検測車が半径百六十メートルの右カーブを通過中、二両目の右車輪が内側に落下。軌間を広げながら走った後、左車輪がレール外側に脱輪した。

 

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