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【群馬】

観光や教育 深まる交流 きょうから台湾フェアin群馬

台湾の岡山高級中学の生徒を迎えた尾瀬高校の生徒(県提供)

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 県内で台湾との間で自治体が友好協定を結んだり、高校で台湾の生徒たちと交流するなど、お互いの観光や教育の場でつながりを深める動きが進んでいる。こうした取り組みも紹介しながら、台湾の文化・観光情報などをPRする「台湾フェアin群馬2018」が六〜八日、県庁一階の県民ホールで開かれる。(竹島勇)

 観光庁の宿泊旅行統計調査(速報値)では二〇一七年、県内の外国人延べ宿泊者数は二十六万一千人泊で、台湾、香港、中国、タイの順に多いが、台湾は47%を占め二位の香港(10%)を引き離し圧倒的に多い。

 県によると、県は彰化県と一二年十二月十七日に経済分野における友好協力に関する協定、台中市と同十八日に友好協力に関する協定を結んだ。桐生、渋川の各市、みなかみ町、片品村も、それぞれ協定や覚書を結んでいる。

 前橋市は、富士見町出身の羽鳥重郎が台湾総督府の医務官として伝染病予防などに尽力。親戚関係にある羽鳥又男が終戦まで、台南市の最後の日本人市長を務めた縁もあることから交流事業を進めている。

 また、台湾では生徒の国際的視野を広げるため、日本の高校に当たる高級中学・高級職業学校の訪日教育旅行による学校交流に力を入れている。県としても相互の生徒が異文化交流を実践し、将来を担う世代の国際理解が深まるとともに、将来、来県した生徒の再訪などが期待されることから、教育旅行誘致に取り組んでいる。一七年度には台湾から延べ十六校五百九十九人の生徒が来県し、うち十三校四百三十五人がそれぞれ県内の高校と交流した。

 昨年十二月十九日に県立尾瀬高校(沼田市)を、岡山高級中学(高雄市)の約三十人が訪れた。尾瀬高校自然環境科の施設や授業見学、木や木の実を使って工作する「ネイチャークラフト」を体験。岡山高級中学側は踊りや笛の演奏を披露するなどした。尾瀬高の小林由隆(ゆたか)校長は取材に「実施直後だけでなく、最近も相互に礼状を出し合うなど交流は続いている。本校の生徒は比較的引っ込み思案な傾向があるが、積極的に国際的な視野を広げる良い機会だ」と評価している。

 ◇ 

 「台湾フェア〜」は県、県台湾総会、台湾フェア実行委員会が主催。台湾との交流に関する展示や習字など文化の体験、ステージイベントのほか、台湾マンゴー・台湾かき氷などの食品を販売。台湾往復航空券をプレゼントする抽選もある。各日午前十時半から。終了は六日が午後六時、七日が午後五時、八日が午後四時。入場無料。

 

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