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【群馬】

映画「陸軍前橋飛行場」原作者・鈴木さん招き「平和の授業」

旧校舎に残っていた弾痕について説明する鈴木さん=高崎市の市立堤ケ岡小学校で

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 最近完成したドキュメンタリー映画「陸軍前橋飛行場」の原作者で、飛行場の歴史を研究している鈴木越夫さん(73)が六日、高崎市立堤ケ岡小学校(常本公志校長)の授業に招かれ、五年生の児童約九十人に「飛行場と戦時中の子どもたちの生活」をテーマに話をした。

 同小前身の堤ケ岡国民学校は太平洋戦争末期に陸軍が開設した前橋飛行場の近くにあり、木造の旧校舎は一九四五年七月十日午前、米軍機から機銃掃射を受けた。鈴木さんは「五百発が撃ち込まれたが、学校で死んだ人はいなかった。勤労奉仕や空襲警報で生徒、児童は一人もいなかったことが幸いした」などと説明した。飛行場建設で勤労奉仕した羽鳥久子さん(91)も、戦時下の生活や体験について詳しく披露した。

 戦争で学校が銃撃されたことについて、高山空さん(10)は「初めて聞いて驚いた。とても危なかったし、死んでいる人もいたと思う」と感想を話していた。

 鈴木さんは「きょうの話をもとに平和のことや、戦争になるとどうなるのか、ということを考えてみてください」と語りかけた。 (大沢令)

 

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