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【群馬】

高崎渋川線バイパス 基準超の鉛、ヒ素検出 中央分離帯から最大25倍

高崎渋川線バイパスで基準を超える有害物質が検出された区間。ポールの立つ中央分離帯部の盛り土で確認された=高崎市で(県提供)

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 県は二十七日、県道高崎渋川線バイパスの高崎市と榛東村の境の約九百メートル間で、中央分離帯部に使われた盛り土から土壌汚染対策法の基準を超える鉛とヒ素が検出されたと発表した。

 鉛は最大で基準の二十五倍、ヒ素は同二倍で、県は地元住民に説明するとともに、中央分離帯部分にロープを張るなどして立ち入り禁止措置を実施。盛り土の工事を受注した事業者に盛り土の撤去を求め、今後、盛り土直下の土壌や健康への影響を調べる。

 県によると、問題の区間はバイパスの仲原交差点(高崎市金古町)−新蟹沢大橋付近(榛東村新井)間約九百メートル。二〇一二年六月に暫定二車線で開通し、本年度、四車線化に着工予定だった。

 基準超の有害物質が検出された部分は暫定二車線の工事で実施。両車線の中央分離帯側で舗装面の端を保護するために盛り土された。盛り土表面は液体状のアスファルトを散布して覆う措置をしてあったが、内部の土から検出された。

 今年二月、県に「法の基準超の有害物質を含む盛り土が使われている」との内容の情報提供があり、県が六月下旬に環境調査を実施して判明した。

 県は事業者から事情を聴くなどして、汚染土壌が使われた経緯を調べている。 (石井宏昌)

 

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