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【群馬】

原爆ドームに原発事故重ね 前橋で「ヒロシマ」ポスター展

原爆ドームに原発事故を重ね合わせた作品を見る人=前橋市で

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 商業デザインなどのグラフィックデザイナーたちが広島の原爆をテーマに制作した作品を並べた「ヒロシマ・アピールズ ポスター展」(東京新聞前橋支局など後援)が二日、前橋市三河町の市芸術文化れんが蔵で始まった。入場無料。

 日本グラフィックデザイナー協会群馬地区が、六日の原爆の日を前に県内で初めて主催。協会は所属する各地の実力派会員が毎年交代で広島の原爆をテーマに作品を制作し、広島市に贈ってきた。今回は歴代の二十一点を並べている。

 目を引くのは、遠藤享(すすむ)さんが東京電力福島第一原発事故の起きた二〇一一年に制作した「負の閃光(せんこう)」。上空に原爆が投下された原爆ドームに、原発事故で爆発した建屋を重ね合わせた。遠藤さんはドームから真っすぐに上昇する赤と黄の光を、「核への危機感」として鮮明に表現している。原研哉さんは一七年、原爆のきのこ雲を迫力あふれる構図でリアルに制作した。

 協会群馬地区の石原保幸代表幹事は「制作者たちは同じテーマで個性を出し合っている。繊細なプロの技を肉眼で見てほしい」と来場を呼び掛けている。

 七日まで。入場時間は午前十時〜午後四時。問い合わせは協会群馬地区=電090(8776)9836=へ。 (菅原洋)

 

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