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【群馬】

児童雑誌「赤い鳥」創刊100年展 群大中央図書館 初版本18冊など展示

「赤い鳥」創刊号の初版本(手前)と展示スペース

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 群馬大学中央図書館ギャラリー(前橋市荒牧町)で、近代日本に「童謡」を確立させる役割を果たした児童雑誌「赤い鳥」の初版本や県出身の童謡作詞家・石原和三郎らを紹介する特別展示が開かれている。

 日本の童謡の歴史を伝える「解釈学会特別展示『赤い鳥』創刊100年展《童謡の世界》」で、国語・国文学・国語教育をテーマとする解釈学会が群馬大で全国大会を開催するのに合わせた展示。

 一九一八(大正七)年七月に鈴木三重吉が創刊した「赤い鳥」は全百九十六号のうち、初版本十八冊を展示。創刊号もあり、芥川龍之介の「蜘蛛(くも)の糸」などが掲載されている。新美南吉の「ごんぎつね」の初出号(昭和七年一月号、掲載時は「ごん狐(ぎつね)」)もある。

 ほかに大正十一年創刊の児童雑誌「コドモノクニ」などの初版本を展示している。

 図書館の担当者は「童謡に関する貴重な初版本や展示を見てほしい。復刻された号は手に取って読むことができます」と話す。

 石原は一八六五年に現在のみどり市で生まれた。「うさぎとかめ」など百を超える唱歌を作詞した。

 展示は二十六日まで。二十六日は学会員のみ。午前九時〜午後四時半。十三〜十五日と土日は休館。予約不要で入場無料。問い合わせは同大=電027(220)7185=へ。 (竹島勇)

 

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