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【群馬】

「高崎グラフィティ。」「馬の骨」 高崎で18日から相次ぎ上映 監督思い語る

 高崎市内で撮影された「高崎グラフィティ。」と「馬の骨」の二本の映画が十八日から、市内で上映される。メガホンをとった監督が上映を前に市役所でそれぞれ記者会見し、ロケ地の高崎への思いを語った。 (大沢令)

「高崎グラフィティ。」の川島直人監督(左)と主演の佐藤玲さん=高崎市で

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 「高崎グラフィティ。」は、高校を卒業したばかりの男女五人が新たな一歩を踏み出すまでを描いた青春群像劇。昨年十二月、全編を高崎中央銀座商店街や高崎アリーナなど市内で撮影した。

 高崎をロケ地に選んだことについて、川島直人監督(27)は「東京に夢も憧れもない関東圏の高校生の空気感が高崎という街にフィットした。だれよりも先に高崎の人に見てもらえるのはうれしい」と明かした。

 二十五日からの全国ロードショーに先駆け、シネマテークたかさきやイオンシネマ高崎で公開される。 

 一方、「馬の骨」は夢をあきらめた元バンドリーダーの中年男が音楽家を目指す若者と出会い、不完全燃焼で終わった青春にけりをつけて再起を図ろうとする物語。一九八九年放送のテレビ番組「いかすバンド天国」に出演した実在のバンド「馬の骨」でボーカルだった桐生コウジ監督(52)が自身の体験をもとに脚色した。シネマテークたかさきで上映される。

 ロケ地は高崎駅や高崎中央銀座商店街などで、全編の三分の一が市内で撮影された。桐生監督は「東京には残っていない三十年前の空気が高崎にはあり、音楽の街と歴史が作品にフィットした」と説明した。

「馬の骨」の桐生コウジ監督

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 二作とも市内でロケーション撮影の誘致や撮影支援を行っている「高崎フィルム・コミッション」(高崎FC、同市柳川町)の支援作品だ。桐生監督は高崎FCについて「映画をよく分かっている方たちで、やりやすい。ロケ地を探すにしてもこちらが求める何倍ものバリエーションを示してくれる。『次もやるなら高崎がいいよな』と言いたくなる」と高く評価する。

 高崎FCがかかわった映画の支援作品は二〇一五年度から計四十七本に上る(七月現在)。本紙連載「そふとフォーカス」筆者で、高崎FC代表も務める志尾睦子さんは「地方の劇場に力を込めて届けたいという監督やプロデューサーの熱い思いが伝わる作品を高崎から発信し、全国の劇場に広がるきっかけになれば」と力を込める。

 シネマテークたかさきでは十八日、「高崎グラフィティ。」の川島監督と主演の佐藤玲(りょう)さんら、「馬の骨」の桐生監督らによる舞台あいさつが予定されている。問い合わせは、シネマテークたかさき=電027(325)1744=へ。

 

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