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【群馬】

上野三碑「世界の記憶」に 「知らない」36% 昨年比29ポイント減

◆高崎商科大・前田教授ら調査 草の根活動で認知度アップ

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」に昨年登録された高崎市の古代石碑群「上野三碑(こうずけさんぴ)」について、高崎商科大の前田拓生教授(地域政策デザイン)の研究室が高崎駅周辺で認知度の変化を調査したところ、昨年に比べ約30ポイント高くなっていることが分かった。

 調査は今月四日、研究室の学生十五人が無作為でインタビューし、県内四百二十五人と県外四十九人の計四百七十四人が回答した。昨年八月にも調査した。

 それによると、三碑を「知らない」は36%で、65%だった昨年より大幅に減少し、認知度が高まったことがうかがえる。「行ったことがある」も24%で、昨年の13%から増えていた。

 県内在住の人の67%は三碑を知っており、四人に一人は多胡碑、山上(やまのうえ)碑、金井沢碑のうち少なくとも一つを訪れていた。一方、県外在住者の65%は「知らない」と回答した。

 認知度が高まった理由について、前田教授は「三碑の認知を高めるイベントなど地域住民の草の根の活動に加え、県や市の支援が功を奏した」と分析。今後の課題は「例えば富岡製糸場と『女性活躍』、日光東照宮と『韓国通信使』というキーワードで結びつけて、他の自治体の観光資源と合わせて三碑をPRしていくことが重要になる」と話す。 (大沢令)

 

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