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【群馬】

県立昆虫の森でカメムシ企画展 26日まで

カメムシの魅力をアピールする昆虫専門員の茶珍護さん=桐生市で

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 独特な悪臭で嫌われがちな昆虫「カメムシ」に注目した企画展「カメムシすごいぜ!」が26日まで、桐生市新里町鶴ケ谷の県立ぐんま昆虫の森で開かれている。カメムシの標本や生態などを紹介しているほか、カメムシの臭いをかげる装置も設置した。

 カメムシは口が細長く、中空の針状になっているのが特徴の昆虫。日本では1300種類以上のカメムシが確認されているという。

 会場では、金属のような光沢が美しいアカスジキンカメムシをはじめ、絶滅が心配される水生昆虫のタガメ、人の血を吸うトコジラミ(南京虫)などカメムシの仲間10点の生体を展示。標本も200種類以上を集めたほか、キュウリに付く害虫駆除のため「生物農薬」として実用化されているタバコカスミカメもパネルで紹介した。

カメムシの臭いにおいに鼻をつまむ子ども。ポンプを押すと箱からにおいが出る=桐生市で

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 人気を集めているのは、ミカンや柿、ナシの果実の害虫となるクサギカメムシの臭いをかげる装置。ポンプを押すと、臭いが噴き出す仕組みで、子どもたちは「くさい!」と顔をしかめたり、鼻をつまんだりしていた。オオクモヘリカメムシの青リンゴに似た臭いが出る装置もあり、来場者はさまざまなカメムシの生態を体感していた。

 昆虫の森の昆虫専門員、茶珍護(ちゃちんまもる)さん(40)は「人気の高いカブトムシやチョウチョだけでなく、カメムシのような昆虫にも興味を持ってもらえれば」と話していた。 (池田知之)

 

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