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【群馬】

群大病院で患者情報紛失 理工学部 編入試験で出題ミス

 前橋市の群馬大病院で臨床実習した医学部の学生が、患者八人の病歴や診断内容などを保存した記録媒体を紛失していたことが一日、分かった。桐生市の群大理工学部では、六月に実施した来年度三年次編入試験問題の英語で、出題ミスがあったことも分かった。群大では、大学病院で患者が相次いで手術死するなど不祥事が続発。群大は「関係者に多大なご心配をかけ、心より深くおわび申し上げます」と謝罪している。

 紛失した記録媒体はUSBメモリー。患者情報が入っていた八人のうち、一人は病歴や診断内容に加え、氏名、年齢、性別なども含み、群大はその患者に陳謝した。残る七人は氏名の記載がなく、個人は特定できないとみられる。現時点で紛失した患者情報の悪用は把握していないという。

 学生は二〜六月ごろに学内か学外で記録媒体を紛失し、六月に群大へ申し出て警察にも届け出た。紛失を受け、臨床実習に記録媒体などの持ち込みを禁止し、指導教員が個人情報の不記載を確認している。

 出題ミスは六月八日、電子情報理工学科電気電子コースの問題文で、日本語に基づいて並べ替える英単語の中に解答に不要な一語が入っていた。教員が採点中にミスに気付き、受験者全員を正解とし、合否判定に影響はなかった。

 試験には県内の高等専門学校などから二十一人が受験し、合格者は十七人だった。複数の教員が問題を作成し、確認したが、見落としたという。今後は確認方法などを見直す。 (菅原洋)

 

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