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【群馬】

沼田「おもしろ学習塾」で交流 月1回 上原町の8人開催

多角形の面積を計算する算術を説明する小野さん=沼田市で

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 沼田市上原町(新井好男区長)の60代後半から80代の男女8人が、町民同士の交流を図ろうと町内外から講師を招いて同町区民館で5月から月に1度「上原おもしろ学習塾」を開いている。

 1〜3回は「江戸時代の稲作」「沼田藩の小児養育制度」「日本酒ってすご〜い」などのテーマで講義。4回目の8月25日は町在住の元数学教師の小野富夫さん(83)が「郷土の寺子屋『算術』」、元理科教師の角田景さん(82)が「地震と火山活動」を講義。町内外から訪れた中高年中心の45人が熱心に聞き入りメモを取っていた。

 1時限目の小野さんは寺子屋で使われた文机「天神机」やそろばんを示し、藤岡出身とされる江戸時代の数学者・関孝和の流れをくむ利根沼田の寺子屋での数学教育を説明。受講者は、寺子屋で子どもたちが解いた多角形の面積を求める問題を見て、当時の授業レベルの高さに感心していた。

 2時限目の角田さんはマグニチュードや震度、地震発生のメカニズム、長周期振動などの地震に関する語句を分かりやすく解説。地元の日光白根山の火山噴火ハザードマップや片品川左岸活断層にも触れた。

 伊藤知幸塾長は「(受講者たちの)学びの意欲が感じられ、手応えを感じている。来年は、中学生が来場しやすい土曜日の開催を増やしたい」と話した。次回は26日午後1時半から「衣服の大切さ」「算数・数学のおもしろさ」の講義が行われる。

 

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