東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 群馬 > 記事一覧 > 9月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【群馬】

前橋・白山古墳の出土品、県内初公開 高崎・県立歴史博物館

県内で初公開の出土品=高崎市の県立歴史博物館で

写真

 前橋市苗ケ島町の白山古墳から出土した和同開珎(わどうかいちん)など二十七点が高崎市綿貫町の県立歴史博物館のテーマ展示室で展示されている。これらは奈良国立博物館(奈良市)に収蔵されていて、出土品は県内で初公開となる。二十四日まで。

 白山古墳は八世紀前半に造られたとされる円墳で、群馬大学が一九五四年に発掘。五九年に出土品が国有化されて以降、奈良国立博物館が収蔵し展示をしていた。企画は収蔵品の交流をはかる「考古資料相互活用促進事業」の一環として実現した。

 県立歴史博物館の学芸員飯田浩光さん(38)によると、古墳は古墳時代の中でも後期のもので、本来は副葬品が少ない場合が多いという。和同開珎などの多くの副葬品が見つかったのは全国的にも珍しく「葬られている人の身分の高さや権力を象徴している」と解説する。

 和同開珎のほか、太刀や銅製のおわん、やじりが展示されている。飯田さんは「充実した副葬品ばかりで一級品がそろっている」と話す。

 十五日には白山古墳の歴史的意味を右島和夫館長などが解説する講演がある。参加費は無料で電話で申し込む。同博物館の入館料は高校生以上三百円。中学生以下は無料。問い合わせは同博物館=電027(346)5522=へ。(市川勘太郎)

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報