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【群馬】

「安保法は違憲」2次提訴 県民ら33人が損賠請求

会見する原告代表の岡田愛之助さん(中央)=前橋市の県教育会館で

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 集団的自衛権の行使を認めた安全保障関連法は違憲で、平和的生存権などが侵害され精神的な苦痛を受けたとして、新たに県内を中心に五十〜九十代の三十三人が十一日、一人当たり十万円の損害賠償を国に求めて前橋地裁に提訴した。県内では二〇一七年三月二十九日に原告百七十五人が同様の提訴をしている。 (市川勘太郎)

 原告によると、二〇一五年九月十九日に安保関連法が参議院で強行採決されてから三年が経過するのを前に第二次提訴に踏み切ったという。これまでに同様の訴訟は全国二十一の地裁で提訴されている。

 提訴後にあった会見では原告の代表で、伊勢崎市の元県立高校教諭の岡田愛之助さん(71)は同窓会で教え子の一人が「日本は戦争になるのか。自衛隊のなり手がいなくなったら孫も行くことになるのか」と不安を吐露したことに危機感を持ったという。原告に名を連ね「主体的に安保法は憲法違反だと主張し、廃棄させるために参加した」と述べた。

 また前橋市の関口敏明さん(68)も「憲法に自衛隊を明文化し、合法的に海外派兵しようという動きがあるがこれはやってはいけない。安保法制を許せないという思いで原告になった」と胸中を語った。

 原告団らは提訴を前に前橋市の県教育会館から前橋地裁までデモ行進を実施。「安保法制憲法違反」「平和を壊すな」などとシュプレヒコールをあげながら平和の大切さを訴えた。

 

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