東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 群馬 > 記事一覧 > 10月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【群馬】

桐生でアートビエンナーレ 「非日常」味わえる40点

吉田敦さんと、大間々での体験を基にした作品「水路」=いずれも桐生市本町で

写真

 桐生など地元ゆかりの芸術家の作品を集めた「桐生市有鄰館芸術祭 376アートビエンナーレ」が、同市本町の有鄰館で開かれている。国内外で活躍する作家の力作が楽しめる。21日まで。無料。 (池田知之)

 二年に一度開催の芸術祭で、「376」は、桐生市やみどり市などの郵便番号の頭三けた。地元で活動したり、生まれ育ったりした約三十人の油彩画や日本画、漆芸、ガラス工芸、陶芸、写真など多彩な約四十作品を紹介した。いずれも力作ばかりだ。

 台湾・大葉大学准教授の彫刻家吉田敦さん(51)は人のような木彫りの三体がパイプでつながった作品「水路」を展示。吉田さんが子どもだったころ、出身地のみどり市大間々で遊んだ用水路での思い出がモチーフという。「夜、暗い森の中に精霊がいて、水路が拡張して世界に広がっていくイメージ」と表現する力みなぎる作品だ。

 来場者が参加して楽しめる「376げいじゅつがっこう」では、色とりどりのカードを自由に動かして、コマ撮りアニメーションを作るコーナーも設置。子どもたちが創作を楽しんでいた。

 芸術祭を取りまとめている桐生市の造形作家森村均さん(62)は「桐生など地元の芸術活動やゆかりのある人たちの作品を鑑賞し、非日常を味わってほしい」と来場を呼び掛けている。

 芸術祭の開場は午前十時〜午後五時で、期間中は無休。コマ撮りアニメ制作の体験は十三と十四、二十一各日のそれぞれ午前十時〜正午と午後一〜三時。「有鄰館芸術祭」のウェブサイトでも情報を発信している。

カードを動かして、コマ撮りアニメーションを作る子どもたち

写真
 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報