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【群馬】

高校生の悩み 「友人関係」が最多 県教委 ラインで相談受け付け

 県教育委員会が高校生から無料通信アプリ「LINE(ライン)」で相談を受け付けた結果、「友人関係」が最多の87件で、自傷行為などの「心身の健康」が62件、「学業・進路」が59件と続いたことが分かった。県教委は心身の健康が多い点を重くみて、深刻な悩みを寄せた生徒の見守りを続けることにしている。 (菅原洋)

 神奈川県座間市のアパートで昨年に九人の切断遺体が見つかった事件で、被害者となった群馬県内の女子高校生が携帯電話を持っていたことなどを踏まえ、県教委が初めて企画。ラインは高校生に身近で、相談も寄せやすいと判断した。

 相談は八月二十〜九月二十三日、県内の公立と私立高校生ら約五万六千人を対象に、精神保健福祉士など五人の相談員が対応した。相談は匿名が大半だが、やりとりの中で生徒が名乗る場合もあったという。

 相談は二百七人から計三百六十一件。内容は多かった三項目に続き、「恋愛に関する悩み」二十九件、「いじめ」二十四件、「家庭環境」二十二件、「教員との関係」十四件、「不登校」六件、「児童虐待」五件となった。

 平均相談時間は約一時間半に及び、アクセスが集中して対応できない相談も二十三人、計四十三件あった。相談件数は八月二十八日が最多の二十三件になり、八月下旬から九月初めにかけて多い傾向を示した。この時期に夏休みが明け、授業が再開されたのが要因とみられる。女子生徒が64%を占め、学年別では一年生が37%と最も多かった。

 県教委は「(生徒の氏名が分かる場合は)スクールカウンセラーとの面談を含めて総合的に見守り続けたい。匿名の場合には、生徒の意向を踏まえて適切に対応する」と説明している。

 

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