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【群馬】

10色以上重ね、鮮やか「のぼり」 桐生で端午の節句向け

端午の節句向けののぼりを染める職人=桐生市境野町で

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 繊維業が盛んな桐生市にある染色業「平賢」の工場で、端午の節句向けの「のぼり」作りが早くも始まっている。

 作っているのぼりは、コイが黄河の急流をさかのぼって竜になるという中国の故事「登竜門」の柄などで、主に九州地方で飾られる。職人が木綿の布に型を置き、へらに付けたインキをゆっくりと伸ばし、色ごとに型を取り換えて十色以上を重ねると、鮮やかな絵柄が現れた。

 かつて、好まれていた絵柄は雄々しいよろいかぶと姿の武士などだったが、近年は登竜門や桃太郎などソフトな柄が好まれるようになったという。社長の平田伸市郎さん(66)は「大人が鑑賞しても耐えうる絵柄になってきた」と話す。

 来年一月ごろまでに千五百枚以上を生産する見通し。自ら染めの作業に当たる専務の小山哲平さん(34)は「子どもたちの健やかな成長を願って作っています」と話していた。 (池田知之)

 

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