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【群馬】

高崎産農産物、海外狙う ジェトロと市がスクラム シンガポールからバイヤー招く

高崎産の農畜産物を使った料理を試食するシンガポール大手スーパー購入担当者(中)と現地の輸入卸業者(右)=高崎市で

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 高崎市産の農産物の海外販路を拡大しようと、市は7月に市内に開設された日本貿易振興機構(ジェトロ)群馬貿易情報センターと連携し、シンガポールの食品バイヤーを招聘(しょうへい)して特産の野菜や果樹などの農家を案内した。地元や県産の農畜産物を使った料理の試食会も開いてPRした。

 同市では初めての取り組み。富裕層が多く、東南アジア諸国の食品輸出入の拠点になっているシンガポール市場を足掛かりに、海外の販路開拓につなげる狙いがある。農家が直接バイヤーに農産物の魅力を伝え、海外で売るための助言を得ることで販売戦略に生かしてもらう。

 招いたのは現地の大手スーパー購入担当者と輸入卸業者。2人は22日、市内の白菜やニンジン、キウイフルーツ、ジャンボ梨の農園などで収穫の様子を見て体験。生産者と新品種などについて話し、加工品のアドバイスもした。夜は市内のホテルで市内や県産の野菜や果物、肉や魚を使ったコース料理を味わった。

 バイヤー2人は「果物や葉物野菜、ニンジンなど、どれも新鮮で味も素晴らしい」と評価。海外での可能性に「時間をかけてマーケティングすることで人気が出て来ると思う。日本から多くの種類の果物や野菜が現地で売られているので、今後はユニークな野菜がPRしやすい」と助言した。

 市農林課の担当者は「市内では多品種の農産物を作っている。輸出では後発組だが、独自のものを生産している農家を国内外に広く伝えたい」と話した。 (石井宏昌)

 

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