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【茨城】

東海第二 原電が津波対策説明 県原子力安全委WT「おおむね妥当」

 日本原子力発電(原電)東海第二原発の安全性を検証する県原子力安全対策委員会のワーキングチーム(WT)の協議が二十九日、水戸市内で開かれ、原電から津波対策などの説明を受けた。リーダー役の主査の古田一雄東京大教授は協議後、津波の想定の根拠について「おおむね妥当に判断されている」と評した。

 WTは、原子炉工学、地震学、放射線障害などの専門家ら十人の委員で構成。協議では原電が、原子力規制委員会による新規制基準の適合審査状況を報告。その後、敷地付近の地質、想定される地震と津波について説明し、最大の津波の想定を海抜一七・二メートルとした根拠を示した。

 委員からは、地震の震動などで、より詳しい資料を求める意見や、「久慈川をさかのぼった津波が上から浸水することは想定しているか」などの質問が出た。

 古田教授は協議後、取材に応じ「地震や津波の予測の根拠が妥当か、はっきりさせるのが重要。津波対策の協議は終わりというわけではない。委員から新たな指摘があったり、国の審査で何か出れば、報告を求めることはあり得る」などと述べた。 (宮本隆康)

 

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