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【茨城】

境町、防災備蓄倉庫を5小学校に 災害時トイレに変身

倉庫内を仕切ったトイレに設置する組み立て式の便器=境町で

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 境町は、災害時に避難所となる町内五つの小学校に、トイレとしても使える防災備蓄倉庫を整備した。備蓄品を持ち出した後、倉庫の四隅を仕切り、組み立て式の便器を設置する。町によると、避難所のトイレ不足が解消でき、避難者のプライバシーも守れるという。

 倉庫は二十平方メートルで、避難所として使う体育館の脇に建設した。通常は水や毛布、非常食などを備蓄する。

 折り畳んである壁を開き、四隅を仕切ってトイレにする。四人が同時に使える。便器は段ボールやプラスチック製で、中にビニール袋を入れて使用する。使用後、防臭効果もある薬剤を混ぜれば、可燃ごみとして処分できる。仮設トイレが設置されていない避難初期の段階で、特に効果が期待できるという。

 また、トイレ以外にも、赤ちゃんの授乳スペースなどとしても利用できる。

 倉庫近くの校庭には、耐震構造の貯水槽も埋設してある。容量は六十トンで、三日から一週間程度は各家庭に水を供給できる。

 町防災安全課は「被災者にとってトイレは大問題。災害が長期化した場合、女性用や障害者用のトイレにするなど、対応していきたい」と話す。 

  (原田拓哉)

 

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