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【茨城】

「稀勢の里給食」で応援 牛久の小中学校と幼稚園

児童たちと給食を味わう萩原さん=牛久市で

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 頑張れ、稀勢の里−。牛久市出身の横綱稀勢の里を応援しようと、市内の市立小中学校十三校と幼稚園二園の給食に、のっぺい汁など横綱の好物ばかりを集めた「稀勢の里給食」が十七日登場、用意した約七千食を子どもたちがおいしく食べた。

 けがを押して場所を務める横綱の真摯(しんし)な姿を通じ、子どもたちに相撲に興味を持ってもらおうと市教育委員会が特別メニューを考えた。稀勢の里本人と母親の萩原裕美子さんから直接、好物を聞き取り、好きだった給食の献立や国技館で販売している「稀勢の里弁当」の中身も調べた。

 その結果、給食の献立として選んだのが、ゴボウや大根など牛久産の野菜がたっぷりと入ったのっぺい汁にイワシの角煮、「稀勢の里関」の焼き印を押した厚焼き卵とポテトサラダ、そして地元産のご飯と牛乳。

 市内の牛久第二小では、六年一組の給食に萩原さんと根本洋治市長が同席。萩原さんは、厚焼き卵の焼き印に驚きつつ、児童たちと話しながら、じっくりと味わっていた。

 稀勢の里のけがの具合が心配という山城優貴君(11)は「横綱が好きだというのっぺい汁がおいしい。ご飯にかけたら、さらにおいしかった」と感想。吉田夏菜(かな)さん(11)は「こんなに厚い卵焼きが給食に出るのは初めて。とてもおいしい」と目を丸くし、「けがに負けないで」と応援していた。

 給食後、会見した萩原さんは「のっぺい汁は横綱の大好物。今年の正月は帰ってこなかったので、袋に詰めて届けたほど」と目を細めた。苦しい場所が続く横綱に「テーピング姿は痛々しいが勝負師にけがは付きもの。乗り切っていくしかない。勝っても負けても力を出し切ってほしい」とエールを送った。 (坂入基之)

 

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