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【茨城】

五輪サッカー会場 カシマ追加へ 「復興の様子 世界へ」県内の関係者に喜び

五輪サッカー会場に追加される見通しとなったカシマスタジアム=鹿嶋市で

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 鹿嶋市の県立カシマサッカースタジアムが「復興五輪」の観点で、二〇二〇年東京五輪のサッカー会場に追加される見通しになり、県内の関係者からは喜びの声が聞かれた。 (宮本隆康)

 県と鹿嶋市は一昨年から、五輪サッカーの開催を日本サッカー協会などに要望していた。サッカー協会は当初、愛知県と大阪府のスタジアムと合わせ、三会場の追加を大会組織委員会に要請。しかし、組織委は経費抑制で、一会場だけ追加する方針を決めた。

 カシマスタジアムは東日本大震災の際、照明やいすなどが壊れ、市内では液状化が起きた。このため、「復興五輪」としての開催意義を認められ、十八日に日本サッカー協会から唯一の追加会場に選ばれた。七月の国際オリンピック委員会(IOC)理事会で、正式決定する見通し。

 カシマスタジアムは震災時に、国際サッカー連盟(FIFA)から、約七千六百万円の見舞金を贈られている。このため、県の担当者は「震災で被害を受けたが、しっかり大会を開けるようになり、復興した様子を全世界に見てもらいたい」と話す。

 錦織孝一市長は「五輪の会場地となれば、さまざまな形で市に大きなエネルギーをもたらす。〇二年のワールドカップ(W杯)での経験を生かし、大会成功に向けて市民と一丸で取り組み、世界に茨城・鹿嶋を発信したい」とコメントした。

 橋本昌知事も「県民と共に喜びたい。これまで世話になった多くの人たちに大変感謝している」との談話を発表した。

 カシマスタジアムは収容人員約四万人のサッカー専用競技場で、〇二年W杯の一次リーグ三試合の会場にもなった。Jリーグ鹿島アントラーズが〇六年から、指定管理者になっている。

 

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