東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 茨城 > 記事一覧 > 7月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【茨城】

世界の若手研究者がつくばに 19年秋に初の「筑波会議」

「筑波会議」の開催について話し合う実行委員ら=東京都内で

写真

 つくば市に世界の若手研究者らが集まり、科学と社会問題を議論する「筑波会議」が二〇一九年秋、初めて開かれる。産学界トップらによる実行委員会が五日、東京都内で発足した。開催を提唱し、委員長になった筑波大の永田恭介学長は、世界の政財界リーダーらによる世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)を意識し「若手のダボス会議にして、研究学園都市のつくばを世界に発信したい」と意気込んでいる。 (宮本隆康) 

 委員は、経済界や大学、研究機関などのトップ十三人。財界からは、内山田竹志トヨタ自動車会長をはじめ、経団連、経済同友会、日本商工会議所、日立製作所の会長らが参加。中鉢良治・産業技術総合研究所理事長、五神真・東京大学長、松本紘・理化学研究所理事長、黒川清・元日本学術会議会長らが名を連ねた。

 「筑波会議」は原則、四十代半ばまでの国内外の若手研究者、大学院生らが参加。「持続可能な社会」などのテーマを決めて議論し、若手研究者に行動目標や提案をアピールしてもらう。

 二、三年に一回、テーマを決めて継続的に開く。運営の実務は、筑波大が中心になって担い、つくば市内の国立研究開発法人や民間研究機関なども協力する。

 筑波大では毎年九月、国内外の学生らが研究成果を発表する「つくばグローバルサイエンスウィーク」を開いていて、議論の場を発展させようと「筑波会議」を企画した。研究学園都市として、社会問題や科学技術の課題の克服に貢献することも目的としている。

 永田恭介委員長は「国内で集積を図っていた研究学園都市は、次のステージとして世界へ発信しなければいけない。科学技術を実際に社会に生かす力が、日本の強み。ロボットなどの技術を見せながら、社会構造の変革を議論したい」と話した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報



ピックアップ
Recommended by