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【茨城】

取手いじめ自殺 両親「新たな第三者委を」 県教委に申し入れ

県教委の担当者に申し入れ書を渡す中島考宜さん(右)と淳子さん(中)=県庁で

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 二〇一五年十一月、取手市の中学三年生中島菜保子さん=当時(15)=が「いじめられたくない」と日記に書き残して自殺した問題で、いじめを調査する新たな第三者委員会の設置を巡り、菜保子さんの両親、県と市の教育委員会が十三日、県庁で協議した。両親は、あらかじめ人選や第三者委の進め方について申し入れていたが、この日の協議では進展はなかった。 (山下葉月)

 解散した第三者委に代わる新たな調査組織のあり方について、両親は県教委と市教委宛てに十一日付で申し入れ書を提出した。それによると、市教委との「信頼関係が完全に失われている」ことから、橋本昌知事主導で「条例等を制定し設置すべきだ」と主張している。

 第三者委は、両親と県教委が推薦する委員二人ずつで構成し、委員長は日弁連に派遣してもらうよう要望している。会合は原則公開し、毎回、議事録を作成して遺族に報告するように求めている。

 この日、協議は非公開で行われた。協議後、会見した父親の考宜(たかのぶ)さん(45)によると、設置時期をはじめ県教委側から具体的な提案はなく、来月、あらためて作業の進み具合について報告を受けるという。

 考宜さんは「一年八カ月、ずっと苦しんできた。設置時期など回答してほしかった」と感想を述べた。

 県教委は「さまざまな課題があると思うが前向きに検討したい」と話している。

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