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【茨城】

郷土部隊の記憶を後世に あすまで 県立図書館で戦時史料展

展示では、「郷土部隊」の遺品や記録史料が並べられている=水戸市で

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 太平洋戦争の悲惨さを伝えようと、水戸市に拠点を置いた旧日本陸軍の水戸歩兵第二連隊など「郷土部隊」の遺品や記録を紹介する「戦時史料展」が、同市の県立図書館で開かれている。戦没者の遺品や特攻隊員の遺書など、戦時の記憶を後世に伝える約百点を展示している。十三日まで。

 パラオ・ペリリュー島で一万人以上が犠牲となった歩兵第二連隊関連の展示では、遺族が、遺骨調査で持ち帰った弾痕の残る飯ごうや水筒、戦闘の概要の説明パネルなどが並べられている。鉾田の陸軍飛行場から出撃した特攻隊員の遺書、風船爆弾で北茨城市から米国本土を攻撃した気球連隊の記録もある。

 史料展は、郷土部隊の遺品などの収集を続けている茨城郷土部隊史料保存会が企画。

 県内には終戦時、百を超える旧陸海軍の部隊があったといい、会の高田国男理事は「平和な今の暮らしが訪れる前に、若い人たちが犠牲になった歴史があったことを知ってほしい」と話していた。 (酒井健)

 

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