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【茨城】

若き起業家ら集まれ! 結城に共同利用の仕事場 3セクが運営9日オープン

市街地の活性化にも期待される仕事場「yuinowa」=結城市で

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 結城市の中心部で、個人やグループが共同利用できる仕事場「yuinowa(ゆいのわ)」が9日、オープンする。運営するのは、市などが出資する第三セクターのまちづくり会社「TMO結城」。県西地区では初の試みで、「TMO結城」の担当者は「若い起業家などが集まり、中心市街地の活性化にもつながれば」と期待を寄せている。 (原田拓哉)

 「yuinowa」は、約九十年の歴史を持つ旧呉服店を改修して設置、新たな仕事場として再活用される。結城の歴史のある街並みに溶け込むように、蔵造りの面影を残している。

 一般的なレンタルオフィスと異なり、人と人のつながりを重視し、仕切りを設けずに開放的にしているのが特徴。利用者がアイデアを持ち寄り、新たなビジネスを生む場ともなる。

 延べ床面積約二百四十平方メートルのうち、半分の一階部分を共有スペースとして活用する。最大で二十席分が確保できる。

 八月から、試験的に東京都内のIT企業などの従業員に利用してもらい、オープンに向けて、環境を整備している。利用者たちの「憩いの場」や地域とのつながりを深めるため、共有スペースの一角にカフェ「イチハチサン」も出店した。

 大学生らが、卒業論文をまとめたりするのにも利用してもらいたいとする。個人にオフィスとして貸し出すほか、グループによるイベント開催なども受け付ける。若手のIT起業家の育成に向けたセミナーなども計画している。

 利用は有料で、一時間から一日当たり、月単位などさまざまなケースで相談に応じる。

 yuinowaの運営をアドバイスする大手IT「ヤフー」で地方創生を担当する鈴木哲也さん(40)は「フリーランスやベンチャー企業がここに集まり、街と結び付くような場にしていきたい」と意気込む。

 下妻市でデザインなどを手掛けている佐野匠さん(31)は「人との関わり合いも生まれ、新たなネットワークも期待できる。地方では若い世代が流出しているので、こんな場所があればと思っていた」と話す。

 

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