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【茨城】

冬の福島へ 雪道に不安の声 常陸太田で住民説明会

原発事故に備えた避難計画案について、住民からの質問に答える常陸太田市の担当者(左)=常陸太田市で

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 東海第二の事故に備え、常陸太田市が二十六日夜、避難計画案に関する住民説明会を市内で開催した。参加者からは、冬場の雪道を避難することに、不安の声が上がった。

 市の計画案によると、全市民五万一千人が、大子町と福島県の計二十一市町村に、基本的にマイカーで避難する。このうち、福島県に避難するのは九割以上になる。

 参加した市内の会社員の男性(45)は、冬場の福島への避難について質問。「冬用タイヤがない人はどうするのか」と問うと、市の担当者は「慣れている運転手のバスによる避難も検討している。計画の精度を高めるため、今後、しっかり考えたい」と答えた。

 男性は説明会後、本紙の取材に「市北部の里美地区ですら、雪が降ったらなかなか近づけない。福島への避難なんて絶対無理です」と訴えた。

 この日の参加者は市民十人だった。担当者は「大切な問題なので、参加してもらえれば」と出席を呼び掛ける。説明会は今後、十一月四日まで、市内の公民館や地域交流センターなどで計十九回開かれる予定になっている。 (山下葉月)

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