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【茨城】

JCO臨界事故忘れない きょう18年 東海村で集会

 東海村の核燃料加工会社ジェー・シー・オー(JCO)で一九九九年に、作業員二人が死亡、住民六百人以上が被ばくした臨界事故から十八年を迎える三十日、事故を思い出し、国の原子力政策を考える集会が、東海村の石神コミュニティセンターで開かれる。

 今年は、大洗町の日本原子力研究開発機構の施設で六月、作業員が被ばくする事故があったり、村に立地する日本原子力発電東海第二原発で四十年超の運転延長に向けた準備が開始されるなど、原子力の問題がクローズアップされる。それだけに、関係者もJCO事故の教訓を学ぶことを重視する。

 集会は、市民グループ「臨界事故を語り継ぐ会」や「原子力資料情報室」など六団体が主催。事故後、毎年開いている。

 当日は、情報室の山口幸夫共同代表が「原子力政策を批判する−原発再稼働を止めよう−」と題して講演する。このほか、JCO事故や、東海第二原発の問題点や危険性についての報告もある。

 語り継ぐ会の事務局、相沢一正元村議は「十八年たって、JCO事故は忘れられている。あの事故の恐ろしさを思い出し、これからの原子力問題について考える時間にしてほしい」と話した。

 集会は午後一時から、定員三百人で参加費無料。集会後は、会場からJR東海駅西口までの約二・三キロをデモ行進する予定。問い合わせは相沢さん=電029(282)3619=へ。 (山下葉月)

 

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