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【茨城】

朝鮮学校が一般公開 水戸「地域社会で理解深めて」

朝鮮語の紀行文を音読する高級部の1年生ら=水戸市で

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 県内唯一の朝鮮学校の茨城朝鮮初中高級学校(水戸市、児童生徒五十六人)で八日、日本の学校の小学生から高校生に当たる十一学級の授業が公開された。

 県を含め全国の自治体で朝鮮学校への補助金を見送る動きが広がっているのを受け、地域社会で学校の理解を深めてもらおうと始まった。今年で二回目。近所の住民や県内の大学生らも見学に訪れた。

 中級部(中学)一年の「日本語」は、竹取物語の朗読だった。金希玲(キムフィリョン)さん(13)は「見学の人たちがいて緊張しました」と笑顔で話した。高級部の三年生はこの日、母国・北朝鮮への修学旅行中だった。

 県は二〇一六年度、補助金約百六十万円の交付を見送り、一七年度は計上しなかった。尹太吉(ユンテジル)校長は「補助金の停止が、差別の風潮につながることも心配。政治と教育は分けて考えてほしい」と訴える。北朝鮮情勢について「子どもたちが平和に学校に通い、学べる環境が一番大切だ」と話した。 (酒井健)

 

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