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【茨城】

下妻で市村緑郎さん展覧会 遺族から寄贈の43点

作品に見入る来場者。通路にも作品が並ぶユニークな展示=下妻市の市ふるさと博物館で

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 下妻市出身で、現代彫刻の第一人者として知られた市村緑郎さん(一九三六〜二〇一四年)の展覧会が、市ふるさと博物館で開かれている。遺族から市に寄贈された中から、四十三点の彫刻作品とデッサン、写真などを紹介。展示室だけでなく、エントランスや通路にも作品が並ぶ。十一月十三日まで。

 市村さんは日展や日彫展などでの受賞歴が多く、日本芸術院会員にもなった。荒々しい男性像が初期の特徴だったが、その後、抽象的な女性像も手掛け、晩年は滑らかでしなやかな作風となった。市内には砂沼大橋に「飛翔」、母校の東部中学校に「燦(さん)」など多数のブロンズ像があり、死後、遺族から七十六点の作品が市に寄贈された。

 展覧会では、日展で特選に輝いた「腰掛けている人(大気)」などの代表作も楽しめる。いずれも原型で貴重な作品ばかりだ。

 普段は有料だが、市村さんの業績を多くの人たちに知ってもらおうと、期間中は入場無料。最終日以外は月曜休館。 (原田拓哉)

 

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