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【茨城】

天心記念茨城賞「山鉾巡行」が受賞

第23回天心記念茨城賞を受賞した阪野智啓さん。手にしているのが受賞作品の写真=県庁で

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 院展入賞作品の中から県が毎年選定している「天心記念茨城賞」に、愛知県立芸術大准教授の阪野智啓さん(42)=名古屋市在住=が描いた「山鉾(やまほこ)巡行」が選ばれ、県庁で授賞式が開かれた。

 将来を嘱望される画家に贈る天心記念茨城賞は、近代日本画の創造に尽くし、晩年は北茨城市五浦(いづら)を拠点にした岡倉天心(一八六三〜一九一三年)に由来。一九九五年の創設で、今年で二十三回を数える。

 「山鉾巡行」は縦二百二十五センチ、横百八十センチの大作。阪野さんは中世の絵画を研究しており、中世のころと変わらないような京都・祇園祭の山鉾の巡行をモチーフにしたという。

 一日の授賞式で、阪野さんは「大変名誉な賞。受賞を励みに、ますます創作に励んでいきたい」と意欲を示した。賞状などを贈った県教育委員会の柴原宏一教育長は「一カ月で一気呵成(かせい)に描き上げた勢いを感じる」と感想を語った。

 作品は県に寄贈される予定。院展の巡回展終了後、県近代美術館に収蔵される。  (鈴木学)

 

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