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【茨城】

机上で想定、災害避難 那珂で県が講座 30人が経路地図を作成

危険箇所などを確認しながら「マイマップ」作りに取り組む住民たち=那珂市下河原公民館で

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 洪水や土砂災害の危険が迫った時、どのタイミングで、どこに逃げるのかなどを記入する「災害・避難カード」作成のワークショップ(体験講座)が五日、那珂市下河原公民館で開かれた。地元・下河原自治会は久慈川に隣接。身近で起こりうる水害などに備え、住民たちは地区の危険箇所を確認しながら、カード作りに取り組んだ。

 カード作成は、迅速、適切な避難行動がとれるようにする狙い。県が本年度始めた事業で、開催は古河市に次いで二カ所目。

 この日は住民約三十人が参加した。県職員らのアドバイスを受けて、水害時に冠水しそうな道路、崩れそうな斜面、避難経路を地図に落とした「マイマップ」を作成。カードに避難の合図、避難場所、近所の高齢者など緊急時に気にかける人といった留意事項を書き入れた。

 この地域は約三十年前に水害に見舞われたといい、近年、各地で頻発する洪水は「人ごとでない」と、下河原自主防災会会長の会沢順一さん(68)。「いざという時に慌てないためにも、平時からどうするか考えておかないと。『避難訓練しては』の声もあり、今日の取り組みで意識がいっそう高まったと思う」と話していた。 (鈴木学)

 

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