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【茨城】

水戸駅前「マイム」 丸井 来秋撤退へ

丸井水戸店などが入る水戸マイムビル=水戸市で

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 JR水戸駅(水戸市)北口前の丸井水戸店が、二〇一八年秋ごろまでに撤退することになった。丸井が入居する商業ビル「マイム」を管理する水戸都市開発が九日、発表した。別のビルを含め「丸井」の看板で四十七年間、北口の顔として市民に親しまれてきたが、消えることになった。後継で商業施設再生に取り組むコンサルティング会社「やまき」(東京都港区)が入ることも明らかにした。 (越田普之、山下葉月)

 丸井によると、最盛期は年間百五十六億円の売り上げを記録したが、昨年度は二十五億円と低迷し、撤退を決めたという。

 一九七〇年に、北口の別のビルで営業を開始し、九三年二月に現在のビルが開業したと同時に移転。ビルは地上十階、地下三階、延べ床面積は約三万八千平方メートルで二階から十階に入居し、ファッション関係のテナントなどを展開していた。

 都市開発社長を務める水戸市の高橋靖市長によると、空洞化を避けるため、丸井、やまきと協議。その結果、二〇一八年秋ごろまでに丸井が撤退し、改装工事を経て、やまきが入ることで合意した。施設名は決まっていない。二階から十階は工事期間だけ休止し、一階と地下一階の専門店街は営業を続ける。

 やまきとの契約時期や年数、賃料などは、これから交渉する。駅周辺では〇九年、北口で「リヴィン水戸店」が閉店。南口の商業ビル「水戸サウスタワー」も、今年三月に「水戸OPA」がオープンするまで、空洞化していた。

 高橋市長は「丸井という誰もが知っている一つのブランドが水戸から消えるのは残念の一言。ただ、後継への移行が決まったことはよかった」と語った。

 やまきは、千葉県船橋市の「ららぽーとTOKYO−BAY」などの再生を手掛けた。担当者は「丸井から相談があり、当社のポリシーと合致したので話を受けた。南口のにぎわいに負けないようにしていきたい」とコメントした。

 撤退発表に、県立水戸一高三年の宮田ひかるさん(17)は「友人とよくレストランに行っていた。びっくりしました。とても寂しいです」と話した。

 

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