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【茨城】

国内初、ヨーグルトサミット 小美玉で来年10月

ヨーグルトサミットPRのために作られたボード=小美玉市で

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 生乳生産量と乳牛の飼育頭数で県内一を誇る小美玉市は来年10月20、21日、国内初となる「ヨーグルトサミット」を市内で開く。市は「ヨーグルトの町」の看板を掲げ、茨城空港を抱える地の利も生かし、観光客を増やしたい考え。現在、全国の百近い市町村にサミットへの参加を呼び掛けている。(越田普之)

 ヨーグルトは胃腸の調子を整えたり、最近は美肌効果を持つことをうたう商品もあり、関心が高まっていることから、市は観光資源として注目した。

 また、市は、県内有数の酪農地帯で、乳製品による乾杯推進条例を制定するなど、酪農や加工産業に力を入れてきた経緯がある。

 市も出資する「小美玉ふるさと食品公社」では、市内産の生乳を使用したヨーグルト各種に加え、アイスクリームやプリンを手掛けてきた。中でも、地元産の果物と掛け合わせた「季節のドリンクヨーグルト」は、県が実施する「茨城おみやげ大賞」で二〇一六年度の最高金賞に輝いていた。

 市では一六年三月に、街づくりの計画案を作った際、若手職員から意見を募った。その中でヨーグルトサミット開催の提案があった。

 サミットは「特産を生かした絶好のプロモーションになる」と市は地方創生推進交付金を国へ申請。これが認められ、実現の運びとなった。市の商工会青年部や酪農家からも「こういう取り組みを待っていた」と歓迎してくれたという。

 現在、ふるさと納税の返礼品にヨーグルトを導入している全国九十四市町村に対し、サミットへの参加を打診。近隣県では、栃木県那須塩原市や群馬県川場村、福島県会津坂下(ばんげ)町などに声を掛け、十自治体ほどから前向きな回答を得ているという。目標は二十団体だが、「増えるのは大歓迎」と盛り上がりに期待する。

 サミットでは、全国各地からバラエティー豊かなご当地ヨーグルトを百種類ほど出展してもらい、試食や販売コーナーを設ける構想を練る。また、発酵食品ならではの機能性など、専門的内容をテーマにした講演会なども企画する予定だ。

 イベントは文化施設・四季文化館「みの〜れ」を中心に開催したいとしている。規模は鉾田市などで開かれた「メロンサミット」を参考にしており、来場者は現時点で三万人を想定しているという。

 市の担当者は「ヨーグルトを見直してもらえるような楽しいイベントにしたい。全国との交流が六次産業化のヒントにもつながる。市の魅力を磨いて、次へつなげていきたい」と意欲を燃やしている。

 

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