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【茨城】

天皇、皇后両陛下が来県 「退位前の来訪 最後かも」

ルクセンブルクのアンリ大公(左)とともにJR土浦駅に到着された天皇、皇后両陛下=土浦市で(代表撮影)

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 天皇、皇后両陛下が二十八日、土浦市とつくば市を訪問され、JR土浦駅前では、大勢の市民が出迎えに駆け付けた。両陛下は二〇一九年春にも退位が見込まれるとあって、集まった人たちは「退位前の県内来訪は、最後かもしれない」と感慨深そうだった。 (宮本隆康)

 午前十一時すぎ、両陛下は、来日中のルクセンブルクのアンリ大公、長女のアレクサンドラ王女とともに、土浦駅に到着。駅前には数百人が詰め掛け、日の丸やルクセンブルクの国旗を振り歓迎した。

 人混みの最前列に陣取った水戸市の主婦(65)は、午前七時半に駅前に来て、待っていたという。「退位前に県内に来てもらえるのは最後かもしれない、と思ったので来た。お元気そうで良かった。笑顔がすてきで感動した」と語った。

 笠間市の主婦の野村和子さん(62)は「なかなか見られる方々ではないし、せっかく茨城に来てくれるなら」と、駆け付けた。「穏やかそうな笑顔を見ることができて良かった」と喜んでいた。

 両陛下は、市役所前の広場で約三十分間、地元小学生の合唱と、郷土芸能「亀城太鼓」の保存会による演奏を見学した。

 天皇陛下は、太鼓を演奏した小学生に「楽しいですか」「いっぱい練習をしているのですね」などと話し掛けた。皇后陛下は、半纏(はんてん)姿の子どもに「寒くないですか」と気遣っていた。

 亀城太鼓保存会の田中義法代表(48)は「両陛下の前で演奏できて、大変光栄です」と笑顔で話していた。

 この後、両陛下はつくば市の宇宙航空研究開発機構(JAXA)筑波宇宙センターを訪問。宇宙飛行士の若田光一さんらから説明を受け、熱心に聞き入っていた。

 県は、両市の駅や沿道などに約七千八百人が集まったと発表した。

 

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