東京新聞のニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 茨城 > 記事一覧 > 12月の記事一覧 > 記事

ここから本文

【茨城】

取手市がいじめ調査委を常設 中3自殺受け3月議会で条例案提案

 取手市で二〇一五年十一月、市立中三年の中島菜保子(なかしまなおこ)さん=当時(15)=が「いじめられたくない」などと日記に書き残して自殺した問題を受け、市は十五日、いじめが疑われる「重大事態」に迅速に対処するため、調査に当たる専門委員会を常設すると規定した条例案を発表した。パブリックコメント(意見公募)を経て三月議会に提案する。

 条例案の名称は「取手市みんなでいじめをなくすための条例」。前文には中島さんの問題を念頭に「これまでの深い反省のうえに立ち、いじめをなくすことを決意した」と明記した。

 いじめ防止のため、PTAや民生委員の代表、学校の教職員らが情報交換する連絡協議会も設置すると規定。いじめによる被害者らが調査に異議を唱えた場合は、再調査するための別の委員会を設置できるとの内容も盛り込んだ。

 中島さんの自殺は、市教育委員会が一六年三月、重大事態に該当しないと議決。その後に設置された第三者調査委は、対応が不適切だとの指導を国から受け、今年六月に解散した。

 

この記事を印刷する

東京新聞の購読はこちら 【1週間ためしよみ】 【電子版】 【電子版学割】

PR情報