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【茨城】

本紙記者が選ぶ2017年 県内10大ニュース

 今年も残すところ、あとわずか。この1年を振り返ると、県内では牛久市出身の大相撲稀勢の里の横綱昇進や大洗町の原子力施設での事故、24年ぶりの知事交代など、さまざまなニュースが駆け巡った。本紙水戸支局員が投票で県内10大ニュースを選んだ。 (越田普之)

 一位は、二つのニュースがポイントで並んだ。

◆24年ぶり知事交代

 一つは、県政トップが二十四年ぶりに交代する結果となった八月の知事選。自民と公明の支援を受けた大井川和彦さんが、全国の現職知事で最多となる七期目を目指した橋本昌さんを破った。当初予算を初めて編成する二〇一八年を「大井川県政元年」と位置付けているといい、どういう独自色を出すのか、注目だ。

知事選勝利の一報を受けて選挙事務所に駆けつけ、支援者と抱き合う大井川和彦さん=水戸市で

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◆東海第二の運転延長申請

 もうひとつは、東海村の東海第二原発を巡る日本原子力発電(原電)の運転延長申請。来年秋に四十年の運転期限を迎えるため、原電が締め切りの四日前に、原子力規制委員会に申請した。東日本大震災で停止して以来の再稼働が現実味を帯びてきた。

運転延長が申請された東海第二原発=東海村で

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◆稀勢の里が横綱に

 三位は、稀勢の里の横綱昇進。県内も祝福の声であふれた。春場所では新横綱として劇的な逆転優勝を果たしたが、その後は負傷で四場所連続休場と精彩を欠く。元日馬富士の暴行問題が角界に影を落としているだけに、稀勢の里が来年、完全復活し、明るいニュースを届けてほしいところ。

横綱昇進を祝う市民栄誉賞の授与式で、母親の萩原裕美子さん(左端)、父親の貞彦さん(左から2人目)らとともに笑顔を見せる稀勢の里(右)=牛久市で

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 四位は、原子力研究開発機構の大洗研究開発センター(大洗町)で六月に発生した作業員の被ばく事故。プルトニウムなど危険な放射性物質のずさんな取り扱いが明らかとなり、地元に不安が広がった。

 五位には、十三年もの間、未解決だった茨城大女子大生殺害事件の容疑者逮捕が入った。今年九月、フィリピン国籍の男が逮捕され、事態は大きく動いた。

 トップ10から漏れた中では、長らく水戸駅北口の顔となってきた丸井水戸店の閉店発表や、計画見直しを求める声が多数となった神栖市防災アリーナを巡る住民投票、県立水戸一高出身の恩田陸さんの直木賞受賞などが票を集めた。

 

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