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【茨城】

手ぬぐいのデザインに昭和の時代を感じて!! 古河街角美術館で展覧会

個人商店などが配った手ぬぐいは、なつかしさが感じられる=古河市で

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 古くから日本人になじみがある手ぬぐいや、手ぬぐいに染められたデザインを紹介する展覧会「デザイン広告 日本手ぬぐい展」が、古河市の古河街角美術館で開かれている。市内の個人商店、企業が昭和期に、得意先などに配ったあいさつ用の手ぬぐいを中心に、今なお色あせぬ手ぬぐいの魅力が楽しめる。来年一月二十五日まで。

 手ぬぐいが広く浸透したのは、綿の栽培が始まった江戸時代。銭湯が普及したことなどもあり、生活必需品として、一般庶民に定着した。明治時代には裏表の両面を染める技法「注染」が考案され、大量生産が可能になった。

 今回の展覧会では、市内の個人商店、企業が年末年始にあいさつ回りなどで、宣伝や名刺代わりに配った懐かしさを感じる五十七点の手ぬぐいを展示。

 車をあしらったタクシー会社、いすやテーブルを表現した家具店など、それぞれ工夫を凝らしたデザインとなっている。

 このほか、江戸時代から続く歌舞伎柄と呼ばれる「弁慶格子」「中村格子」などのデザインも紹介し、手ぬぐいの歴史に触れられる。

 倉井直子学芸員は「市内の個人商店が作ったオリジナルの手ぬぐいは、伝統の柄が入っているものもあり、デザイン性が高いものばかり」と話す。入場無料。年末年始は一月三日まで休館。 (原田拓哉)

 

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