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【茨城】

茨城2017 あのひとこと(上)

西武筑波店の営業最終日の開店前、列をつくる買い物客ら=2月28日、つくば市で

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 二〇一七年が間もなく、幕を閉じる。国内では今年を表す流行語に、「忖度(そんたく)」や「インスタ映え」などが選ばれた。県内でも、悲しいこと、苦しいこと、楽しいこと、うれしいことが起きた現場には、人々が表現した言葉があった。「あのひとこと」をたどり、どんな年だったのかを振り返った。 (肩書は当時)

【1月】

 「水戸市が、これからも上昇していくようにと願いを込めた」(バスの車体に書き初めした常磐大高書道部の住谷天音さん)

 「迷惑をかけてきた分、しっかり働いて社会に恩返しをしたい」(牛久市内の少年院「茨城農芸学院」で、成人の誓いを立てる入院者)

 「自分には縁のない賞だと思っていた」(六回目のノミネートで直木賞に選ばれた県立水戸一高出身の作家、恩田陸さん)

 「萩原君は当時からみんなの人気者だったけど、今や国民の人気者になっていて夢みたい」(稀勢の里の横綱昇進で、小中学校の同級生、漫画家の蒼木スピカさん)

【2月】

 「難しいリーグだと思っているが、挑戦しがいがある」(サッカーJ1鹿島からスペイン二部リーグに移籍した日本代表MF柴崎岳選手)

 「震災直後に何を思ったかを忘れるべきではない」(原発事故をテーマにした朗読劇を企画した東海村のアリスン・ワッツさん)

 「知ることは想像につながる」(性的少数者のため、県内初の「LGBT成人式」を企画した河野陽介さん)

 「迷惑千万」(天下りあっせん問題で違法とされた二件を「筑波大事案」とした文部科学省に対し、筑波大の稲垣敏之副学長)

 「関東の連結が高まり、広域の観光周遊、沿線の物流施設の生産性向上が期待される」(圏央道の県内区間全通に、石井啓一国土交通相)

 「当時は原っぱばかりで何もなくて、給料が出ると、ここに来るのが楽しみだった」(三十二年で閉店したつくば市の「西武筑波店」を惜しむ主婦細田道子さん)

【3月】

 「勝っても昇格できないのでは、という不安がなくなり、選手の励みにもなる」(プロバスケットボールBリーグ一部「B1」昇格に必要なライセンスを取得した茨城ロボッツの山谷拓志社長)

 「高校では、大人数でできることに挑戦したい」(全校生徒が三人で、閉校が決まった高萩市立君田中の最後の卒業生、鈴木七海さん)

 「十三回出場し十個のトロフィーをもらった。殿堂入りさせてもらい勇退したい」(水戸市の納豆早食い大会で三連覇した栃木県佐野市の作業療法士、腰塚真也さん)

 「きょうの自分には見えない力があった」(新横綱として左肩の負傷を抱え、優勝した稀勢の里)

 「新しく合併するのは現実的でない」(土浦市との合併勉強会を解消したつくば市の五十嵐立青市長)

お披露目されたタローの像をバックに、思い出を語る橋本千代寿さん=4月15日、石岡市で

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【4月】

 「歴史と信用は、皆さんによってつくられる」(足利銀行との経営統合後、初の入行式で訓示する常陽銀行の寺門一義頭取)

 「コロッケ作り、楽しく続けて十七年。登録は夢にも思わなかった」(龍ケ崎市のご当地グルメ「龍ケ崎コロッケ」が特許庁の地域団体商標登録に認定され、元市商工会女性部長の吉田京子さん)

 「何度見ても迫力を感じて飽きない」(ユネスコ無形文化遺産に登録された日立市の山車行事「日立風流物」を見た市内の鋤柄純忠さん)

 「タローに代わって厚くお礼申し上げます」(石岡市立東小にすみつき、はぐれた飼い主を捜しに石岡駅へ通い続けた「忠犬タロー」の像が完成したことに、元校長の橋本千代寿さん)

 「ナナハン(排気量七五〇cc)のバイクを運転するが、三十キロでしか走らないから(原付き免許で運転を認めてほしい)という話」(大洗町の高速実験炉「常陽」を巡る原子力規制委員会の初めての審査会合でずさんな申請に怒る田中俊一委員長)

【5月】

 「想像以上に雰囲気が良い」(水戸市の千波湖畔で「千波湖川床ナイト」が初めて実施され、飲食を楽しむ中川征泰さん)

 「復興した様子を全世界に見てもらいたい」(鹿嶋市のカシマスタジアムが二〇二〇年東京五輪のサッカー会場になる見通しとなり、県の担当者)

 「飼育員の基本を教えてくれた」(日立市かみね動物園で五十四歳で死んだカバ「バシャン」のお別れ会を前に、飼育員井上久美子さん)

 「大関の名に恥じぬよう正々堂々精進します」(大関昇進の伝達を受け、高安)

【6月】

 「おなかに風圧を感じた」(大洗町の日本原子力研究開発機構施設の事故で、内部被ばくした作業員)

 「今後はより丁寧に説明を尽くす」(町議との対立から当初予算案が三度否決され、四度目で成立したことに城里町の上遠野修町長)

 「原発政策を総合的に考え直すべきだという思いは強くある」(JA県中央会の会長退任で加倉井豊邦さん)

 

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